AS PROJECT 自然感について

設計事例・その後

リビング壁の珪藻土による恩恵は、体に自然になじむものを感じます。 シナ合板壁の部屋に比べると、人口的に感じる度合いが少なく、臭気・空気・湿度 等 について程よいものを頂いているよう感じます。  ちなみにそのせいか、夕食に魚等を焼いた次の日には、臭いを感じず、夕べの食事の献立を忘れることがあります。

木材についても、当建物は、県産材(杉無垢材)90%を超えており、地元の同じような空気を吸って育った土着の木材であるから感じられるものがあります。   梁材は、1階2階ともほとんど現しであり、外部の雨風のリスクが少ない軒裏も木材すべて現しです。

無垢材ですから、割れ・反り などの特性は避けられませんが、住まう上で ’生’を感じさせて頂く有難さを味わい、日々心地よさを思う次第です。

坪単価を抑える工夫もある程度はできていると思われますので、その点もある意味 心地よいともいえます。