1年前から事務所部分とリビング部分で
それぞれ朝起床時の室温・湿度(冷房・暖房運転前)を
日々計測してきました。
結果として、事務所部分は外とのつながりロケーション重視のため
より外気の影響を受けやすく、その分湿度は夏高くなり過ぎず
冬低くなり過ぎず、予想より程よいことがわかりました。
リビング部分は事務所よりは、外気の影響は受けにくいので
より冷暖房の良い影響を保つ(抑熱・保温)構造ではありますので、
冬場は、前日夜運転の床暖房の程よい熱が残り、室温15度以下の日は
ほとんどありませんでした。朝暖房つけても温まりやすい室温です。
湿度は床暖房の影響で35%から40%程度の日が多いですが、
風呂上りの濡れタオルを干したり、洗濯物を干したりで
加湿することもあります。
もう一つ夜就寝時も床暖房の熱で、吹抜経由で2階居室が自然に暖められている
状態で、寒さについて体に負荷は感じにくい状態で眠れます。
夏は、程よい湿度がカギを握ります。最適といわれる50~60%以内の
日が多く、朝おきたてに湿度をはらんだ空気を取り入れる自然の力を
が調湿してくれます。
梅雨時期も長雨が続くとき以外は適度な湿度に思えます。
日々冷房に頼る度合いを少しでも少なくできればと思う日々でした。
建物のハード面でいくと、断熱など地域的に一般仕様ですし、断熱性能が高性能な
変わった材料も使用しておりませんが、有難く自然の力を御借りして
より快適に過ごすことをより模索できればと考えます。