ある画家の方の特集を観ました。
普段当たり前に見過ごしている自然な形への大切さを思い起こすものでした。
子供のころに写生の時間でもなぜか描く人によって誇張されるものが違うように
ごく身近にある単純で視覚のフィルターを通して個人ごとに感じる受け取り方が違う
ことを忘れているとの話がありました。
人によって感じ方が違うのに、大人になると世間に歩調を合わすこと、
少数派であることへの世間体により押し殺されてしまう感情が
特に現代の情報の波の中では、忘れさられがちと思われます。
今の若い人たちは物を買うことを控えるようになって物にどう対峙すればいいのか?
不安な思いがあるとの見方もあり、本当に自分が心をうたれることに対して
堂々とそれを表現する(喋ったり、描いたり、造ったり、ボーッとしたり・・)ことを恐れずやってみる。
マイノリティーでもいいじゃないの!!と肩の力を抜く時間が大事のように思います。