昨今、様々なものの値上がりで個々のやりくりも大変な状況が続きます。
建築も分母すなわち規模が大きければ、当然建築費に影響する訳であり
今までの常識が通用しなくなっている以上より価格に影響の少ない材料を
使わざるを得なかったりするしかありません。
ランニングコスト上もより少ない省エネを目指すのも解ります。
特に、住宅において
年間で極端に寒い暑い時期を除いた中間期が長い中で
いかに自然の力(明るさ・日差し・通風など)の恩恵を受けるか?を
今一度見直したうえで
特に変わった換気設備を使うことなく機械に頼らず、また
使うエネルギーを減らすよう気密やガラスなど特殊な高性能のものを使うことなく
自然採光・自然通風の使い方次第で、住人ごとで時期ごとに調節して
合わせながら住まうのが一番いいと個人的には思うのです。
今後は、使用エネルギーを自動装置化した器(うつわ)で
個々の快適差がくみ取られるようにスキャンされ
それに合わせて快適に過ごせる時代が来るかもしれませんが
いずれにしても、現在はまだ住まう個々の手動操作によるものです。
多少不便でもいい部分を残すか?否か?どうなっていくのか・・